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朝鮮半島では、かつて家屋の壁を石灰、黄土、粘土などを混ぜた「三合土」を塗ることが一般的だった。韓国では一部の伝統家屋を除いて姿を消していたが、最近あえて伝統家屋を建てることが増えている。また、体にいいとして、黄土を混ぜた壁材を使うことも多い。

夏の北朝鮮の農村(画像:Clay Gilliland)
夏の北朝鮮の農村(画像:Clay Gilliland)

「三合土」は、セメントが不足している北朝鮮では、まだまだ現役だ。特に最近、発生した水害被災地では、修復に必要な建築資材が不足しているため、三合土は欠かせない。