北朝鮮の朝鮮中央通信と労働新聞は4日、金正恩第1書記が「新義州測定計器工場」を現地指導したことを報じた。日付は明らかにされていないが、翌日に前日の動静を報道するケースが多いことから、中国で3日に行われた「抗日戦争勝利70年記念式典」と同日の現地指導と見られる。

「新義州測定計器工場」を現地指導した金正恩氏/2015年9月4日付労働新聞より
「新義州測定計器工場」を現地指導した金正恩氏/2015年9月4日付労働新聞より

同紙は、金正恩氏が現地指導で「金日成主席と金正日総書記のねんごろな遺訓をもうひとつ貫徹した」と語りながら、大喜びだったと伝えた。

さらに「(新義州測定計器工場で)人民経済の各部門と国防部門に使われる新しくて近代的な測定計器を研究、開発」としながら、同時に「人民軍に送るより多くの計器類を開発、生産する」と紹介している。

現地指導に金春燮(キム・チュンソプ)氏(労働党軍需工業担当書記)チョ・チュンリョン氏(軍需産業委員長)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)氏、ホン・ヨンチル氏(機械工業部軍需担当副部長)、尹東絃氏(ユン・ドンヒョン)(人民武力部副部長)が同行していることから、「新義州測定計器工場」は軍需関連の工場とみられる。

朝鮮中央通信の報道は次の通り。

金正恩元帥が、新義州測定計器工場を現地で指導した。

金正恩元帥は、今回、工場で世界的水準の最先端測定計器を研究、開発したという報告を受けて本当にうれしかった、大きなことをやり遂げた、開発者たちに直接会いたくてこのように訪ねてきたとし、彼らの偉勲を重ねて高く評価した。

金正恩元帥はまず、革命事績碑と革命事績教育室を見て回った。

元帥は、金日成主席と金正日総書記がつねに深い関心を払い、自身もたいへん重視している新義州測定計器工場で人民経済の各部門と国防部門に使われる新しくて近代的な測定計器を研究、開発することによって、工場に与えた金日成主席と金正日総書記のねんごろな遺訓をもうひとつ貫徹したととても喜んだ。

金正恩元帥は加工職場、組立職場、科学技術普及室などを見て回った後、新しく研究、開発、完成した測定計器の技術的特性と性能について具体的に調べた。

新しく作った測定計器が世界的水準だとし、最先端測定計器をわれわれの力と技術で研究、開発したのは驚異的な成果であると述べた。

工場で最先端測定計器を作り出したのは、国の測定計器部門を飛躍的に発展させ、富強な祖国の建設を推し進めるうえで大きな踏み石をもたらしたことになると述べた。

金正恩元帥は、新義州測定計器工場が受け持っている任務がたいへん重要であるとし、工場に提起される課題を提示した。

元帥は、工場で今回収めた成果に基づいて主体化、現代化、国産化が高い水準で実現された発展した測定計器をより多く生産するためのたたかいを力強く展開すべきだとし、工場が達成すべき生産目標を定めた。

また、朝鮮式の最先端測定計器の生産量を飛躍的に増やし、その質を確固と保証するためには工場を知識経済時代の要請に即して現代化すべきであるとし、すべての生産工程をオートメ化、CNC化することによって、工場を労力節約型工場、測定計器部門のモデル、標準工場に転変させなければならないと述べた。

そして、工場の食堂と給養施設を見て回りながら、つねに強調することであるが、労働者たちに立派な生活条件を与えてこそ彼らがさらなる生産の成果を収めることができるとし、給養活動をいっそう改善するための方途についても教えた。

元帥は、工場を見て回ると工場の労働者たちの革命性がたいへん高いということを深く感じるようになるとし、このような労働者階級と一緒ならやり遂げられないことがない、自身がこの工場の名誉支配人になるという最上の信頼を与えた。

金正恩元帥は、わが労働者階級が1950年代の君子里労働者階級のように生き、たたかうなら達成できない目標がないとし、3大革命赤旗獲得運動とともに君子里労働者階級の闘争精神と闘争気風を見習うためのより高い形の大衆運動を繰り広げるのがよいと強調した。

金正恩元帥は、新義州測定計器工場の幹部と労働者が朝鮮労働党の経済強国建設路線と戦略的構想を体して決死貫徹の革命精神でもって人民経済の各部門と人民軍に送るより多くの計器類を開発、生産することによって、富強な祖国の建設に積極的に寄与するとの期待と確信を表明し、彼らと共に記念写真を撮った。

金春燮、チョ・チュンリョン、趙甬元、ホン・ヨンチル、尹東絃の各氏が同行した。

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