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替え歌が広がることを防ぎたい当局は、歌の選別作業を行っており、随時「替え歌禁止令」あるいは、歌そのものを歌うことを禁じる「歌唱禁止令」を出している。

1930年代に抗日パルチザンが歌っていた「自由平等歌」でさえ、歌唱禁止令が出されたという。

「人は名を持った瞬間から自由権を皆一様に有する」「自由権なしに生きるは死んだも同然」「命投げ出すとも自由投げ出すべからず」など、日本の植民地支配と闘う意識を高揚させる歌詞が、金正恩政権に歯向かう反体制意識を高めるおそれがあるというのが禁止の理由だ。