また、密輸業者からワイロがもらえなくなった軍人たちも国の指示を不満に思っているという。

このような現実がある一方で、家族単位での脱北が相次いでいる。組織的な脱北には効果がないにもかかわらず、国境警備を強化することは、商人や一般庶民を苦しめ、恨みを買うだけの愚策と言えよう。

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