人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

資料によると、禁止令が出された直後の今年1月から3月までの第1四半期の中国からのタバコ輸入額は1万ドル未満だった。同時期、市場から洋モクが姿を消したという証言もある。

しかし、4月から6月までの第2四半期には13万3000ドルと13倍以上に急増。さらに、6月の中国からのタバコ輸入量は20万箱に達し、前年同月に比べて2倍に増加した。同月には、ドイツからも少量のタバコが輸入されている。

禁止令が、うやむやになったのは統計資料を見る限り確実のようだ。それでは、施行直後にどれほどの実効性があったのだろうか。

様々な見方があるが、北朝鮮専門旅行社大手、コリョツアーズのサイモン・コッカレル代表は「外国産タバコ禁止令」自体を否定する。