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8月の2日、3日の両日、清津市保安局(警察)の「起動打撃隊」が朝市を急襲、市場そのものを閉鎖し、商人たちが売っていた農水産物を車両ごと押収。それに怒った商人たちはその場で激しく抗議したが、聞き入れられなかった。その後、商人たちは市場管理所と清津市労働党委員会に押しかけて、押収物の返還を要求し激しく抗議したが、今のところ返還されていない。

さらに、押収された商品が建設労働者の給食に使われたという情報が伝わり、商人たちの怒りの火に油を注ぐ。

再び市場管理所に押し寄せてきた商人たちは「なんで我々が建設労働者の面倒を見なきゃならないんだ!」「彼らは野菜しか食べていないというのに、我々が押収したワカメと魚はどこに横流ししたんだ」と激しく抗議し、大きな騒動となった。

しかし、北朝鮮当局は、なぜいきなり朝市を閉鎖させたのだろうか。

朝市は、数年前から大都市でうまれたが、周辺地域から多くの農産物、水産物が持ち込まれ取引される、いわば「卸売市場」のような存在だった。ここで売買された商品は、普通の市場で小売価格で売られることになる。

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