韓国京畿道(キョンギド)の非武装地帯(DMZ)内で4日、韓国軍の20代の下士官2人が地雷を踏み爆発。足を切断するなどの大けがを負う事故が起きた。

爆発事後をめぐって、韓国国防部は10日、爆発物の残骸を分析した結果、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の対人地雷と一致したことを発表した。さらに、北朝鮮に対して強い姿勢で対抗していくとの意志を示した上で、謝罪と責任者の処罰を求めた。

国防部によると、地雷は人名殺傷をねらった「木箱地雷」で残骸に錆びや腐食がないことから、最近になって埋められたと見ている。

「木箱地雷」は松の木で作られた箱に爆薬と起爆装置を入れて作られたた対人地雷で最大2m半径の人命を殺傷する能力がある。DMZで北朝鮮軍によって埋められた地雷による事故は、1966〜1967年の間に発生して以来、48年ぶりとのことだ。

韓国軍は、北朝鮮軍が軍事境界線を侵犯して、DMZに不法に侵入し、人命殺傷用地雷を埋めた行為に対して「対北警告声明」を発表。「わが軍が何度か警告した通り、北は自身の挑発に見合う対価を払うことになる。韓国軍は北が今回の挑発を謝罪し、責任者を処罰することを強く求める」とした。

【関連記事】
北朝鮮、軍事境界線付近に地雷埋設か
北朝鮮軍兵士、約10人が南側に侵犯

    関連記事