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第2部では、石丸次郎代表による北朝鮮の情勢報告が行われた。その中で、ストックホルム合意後の昨年6月から8月にかけて、北朝鮮の国家安全保衛部(秘密警察)が各地の日本人妻を訪ねて、調査を行い、日本への帰国を希望するかどうかも訊いていたと明らかにした。しかし、拉致問題の進展については楽観視出来ないと指摘する。

「北朝鮮は金正恩第一書記の「唯一領導体制」の確立の過程で、大々的に粛清が行われている状況だ。責任を問われるおそれのある仕事は誰もやろうとしないため、拉致問題の全面的解決は当面難しい」

さらに石丸代表は「北朝鮮には拉致被害者、残留者、日本人妻のいずれにも該当しない『謎の日本人』がいる」と明らかにした。その正体については「不明」としつつも「60~80年代に社会主義に憧れを抱き北朝鮮に行った者だろう」との見方を示した。

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