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韓国では、小学生の頃から英語、中国語などの外国語学習に力を入れていることはよく知られている。一方、北朝鮮でも昨今の外国語ブームで大学生から中高生にいたるまで、外国語の勉強に力を入れているという。

両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋は次のように語った。

中学、高校の『外国語小組(特別授業)』を受けさせようとする親が多くて、熾烈な競争が起こっている。貿易関係者は、労働党の地方幹部より豊かだという認識が広がっているからだ。子供をなんとしてでも貿易会社に入れようとする親心が背景にある」

子供が、それなりの社会的地位と経済力を持てば、親の地位や経済力も自動的に上昇し、豊かな老後を送れる可能性が高まるという思惑から、外国語を勉強させるのは先行投資という意味合いが強いようだ。