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平安北道(ピョンアンブクト)の情報筋は、子供を産もうとしないのは生活苦もあるが、それ以上に子供の教育費を賄えないからだと説明する。北朝鮮は教育は無料だと宣伝しているが、子供の教科書代はもちろんのこと、学校設備の購入費用まで親に負担させている状況だ。

黄海南道(ファンへナムド)海州(ヘジュ)の別の情報筋は、最近の傾向として、まず交際の段階で同棲して相性を確かめてから結婚するケースが多いと説明する。それでも離婚が後を絶たない。

また、子だくさんの夫婦は周りからいろいろ言われるという。情報筋は具体的な内容を明かしていないが「そんなに産んで教育はどうするのか」「何も考えていない」「子供がかわいそう」などと、どこかで聞いたことのあるようなことを言われていることは容易に想像がつく。

さらに、北朝鮮でも日本や韓国同様に晩婚化が進んでいるとの証言もある。