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北朝鮮から韓国に派遣される工作員は、1人で100人も相手にできる無敵の勇士と呼ばれる、最精鋭の兵士たちだ。作戦に参加した工作員は演習後の反省会で、「ブンガン地区の警備状態がどのぐらい固いのかよくかわかった。韓国に入るよりも難しい」と打ち明けたという。

こうした点から、韓国の特殊戦司令部でも寧辺に侵入するのは難しいのではないかと考えられる。

一方、64連隊の兵士は防衛力としては北朝鮮最高レベルだが、社会意識のレベルは最低だといわれている。

北朝鮮の兵士は普段、物資の購入や健康の異常を理由に休暇や外泊も可能だが、ブンガン区に駐屯している軍人は兵役期間中には休暇がとれず、外出もできない。故郷に送る手紙もすべて検閲されるため、90年代後半の北朝鮮の食糧難も知らない兵士がいたという。

2000年代初頭までは兵役が終る際に部隊から米が10キロ配給されたが、面倒くさいと言って部隊に置いて帰る兵士がいたほどだった。

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