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国家の財政が悪化するなか、大規模建設の増加で傷痍軍人の数が急増。さらに、90年代の大飢饉「苦難の行軍」によって国が彼らの面倒を見る余裕がなくなった。その結果、彼らは社会的に疎外される存在に落ちぶれてしまったのだ。

とはいえ、傷痍軍人たちの社会的地位の高さだけは残っているため、厄介な存在になっている。

「国家にも責任が…」

問題を起こした傷痍軍人を保安員(警察官)が諌めようとしても「捕まえるもんなら捕まえてみろ!」と悪態をつき、保安員を困らせる。