屋台は、商売で忙しく昼食を取る余裕がない商人たちに大人気だ。また、遠出をする時に車内で食べるお菓子やキャンディなどの売れ行きもいいという。さらに、夕方以降にオープンする屋台も増えている。
「昼間は職場に出勤して商売できない住民が、退社後に屋台を出して「チゲ」「総菜」「酒」「酒のツマミ」などを販売する。仕事帰りの住民が、軽く一杯できるので忙しい商人からは好評だ」(内部情報筋)
屋台は市場外にあるため『市場管理費』を出さなくてもいいが、地域担当の保安員(警官)は屋台に場所代、すなわち「みかじめ料、ショバ代」を要求する。大抵の屋台商人は、しぶしぶ払うが、払わなければ乱暴されることもある。まるで「ヤクザ」だが、時折「ショバ代」の額を巡って喧嘩になることもよくあると情報筋は語った。