元欧州議会議員のヴォルフガング・ノバク氏は20日、韓国・ソウルで洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一相と会談し、北朝鮮で長らく対米外交の「司令塔」として知られていた姜錫柱(カン・ソクジュ)朝鮮労働党書記が、病気のため「体重が20キロ近く減ったようだ」と明らかにした。

姜氏は第1外務次官だった90年代半ば、核問題をめぐる米朝協議の北朝鮮側代表を務め、米国側のガルーチ国務次官補とともに「米朝枠組み合意」を主導。2002年9月の第1次小泉訪朝に際しては事前の秘密協議に臨み、小泉純一郎首相と金正日総書記との日朝首脳会談には2002年、2004年の2度とも同席した。

先ごろ訪朝したノバク氏は、今月14日に姜氏と会談。「姜氏の具合が非常に悪かったことに驚いた。彼は病院からわれわれを迎えに出てきた」という

一方、朝鮮中央通信は、キューバを訪問した姜氏ら北朝鮮代表団が、2日に帰国したと報じており、国際担当書記としての業務はこなしているものと思われる。