北朝鮮が、今年10月10日の朝鮮労働党創建70周年記念日に大規模な閲兵式(軍事パレード)を準備していることが明らかになった。

韓国国防省は、「金正恩氏は恐怖政治と業績を見せつけて体制のさらなる引き締めを図るために、10月10日に平壌郊外の美林(ミリム)飛行場で軍事パレードを予定している」と明らかにした。
パレード会場には、既にスカッドやノドンなどの各種ミサイルや240ミリ反射砲、装甲車などの様々な装備が集結しつつある。 韓国軍の関係者によると、北朝鮮は大規模軍事パレードの3ヶ月前から兵力と装備を集めて予行演習を行う。
リハーサルが始まったばかりなのにかなり大規模であることを考えると、本番の10月10日はかなりの規模の軍事パレードになると見られる。
さらに、韓国国防省は、「北朝鮮は10月10日前後に韓国に対して軍事的挑発を行う危険性がある」と見通しながら、同時に核実験の可能性についても言及した。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)郡豊渓(プンゲ)里の核実験場では、核実験が短期間の準備ですぐに行える状態を維持しており、平安北道(ピョンアンブクト)鉄山(チョルサン)郡東倉(トンチャン)里の長距離ミサイル発射場の増築工事も10月以前に完成する分析した。
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