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当局は各機関、工場、企業所に「組織生活検閲隊」を作り、30代の従業員を対象に思想教育、思想検証を厳しく行い、問題のある者は保安署(警察)に引き渡して法的に罰を受けさせるという徹底ぶりだ。

慈江道(チャガンド)の情報筋も、労働党創立70周年を前にして、司法機関が「社会犯罪の根絶のために100日戦闘」を繰り広げると同時に、中央青年同盟や中央職業総同盟に対する検査も行われていると伝えた。

慈江道の満浦(マンポ)市では、検閲隊員たちが「党の唯一思想体制確立の10大原則」を覚えられなかったり、仕事もせずにぶらぶらしている若者たち数十人を引っ立てて、思想闘争会議を開き、仕事をする意志のない者は保安署(警察)に引き渡したという。

北朝鮮当局が、とりわけ若者に対して思想統制を強化するのは、平壌で起きたある事件がきっかけだった。

幹部を親に持つ若者たちが、次のように金正恩氏を遠回しに批判した。

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「俺達と同い年のやつ(金正恩氏)が、まともに政治ができるわけない」