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咸鏡北道の情報筋は、かつて若者の間で羨望の的だった党幹部などは今ではすっかり不人気職種となり、変わってIT技術者、教員、医師などが人気の職業に浮上したと伝えた。

金日成総合大学や各地方大学の医学部には幹部の子どもたちが殺到し、入試競争が熾烈になっているという。病院勤めではさほど儲からないが、個人診療所を開けばかなりの儲けになるからだ。

このような現状を指して、情報筋は「試練の60年、苦難の30年」と表現している。金日成、金正日政権の60年間に渡って続いた試練をなんとか生き延びてきたが、金正恩氏はまだ若いので、今後30年間は苦難が続くだろうという意味だ。