北朝鮮の若者が憧れる職業といえば、社会的に強い立場に立てる労働党幹部や人民保安部(警察)、保衛部(秘密警察)の職員などだったが、ここ最近は変わりつつあると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋はその理由を、最近、北朝鮮住民の間で出回っている冗談話を引用して説明した。

「金正恩氏は、党幹部を堂々と殺し、司法機関の幹部は事情も聞かずに殺し、保衛部は見えないところで殺し、軍の幹部は無駄口を叩く間も与えず殺し、高級幹部は高射砲で殺し、貿易イルクンはまとめて殺す」

朝鮮語では韻を踏んでいるこの風刺は、責任を取らされる立場にあるといつ殺されるかわからないという今の状況をよく表している。

このような状況下で若者たちは、カネが儲かる上に責任を取らなくていい職業が好むようになっている。