北朝鮮の朝鮮中央通信が、高級幹部の処刑説や、軍高官の亡命説に対して「真っ赤な嘘」だと真っ向から否定した。

玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部部長など北朝鮮高級幹部の処刑が相次ぐなか、複数の幹部が脱北したとの情報が流れている。とりわけ、朝鮮人民軍副参謀長のパク・スンウォン上将の亡命説は、「超大物の亡命」として韓国メディアを騒がせている。

パク・スンウォン氏は、駐ロシア韓国大使館を訪れて亡命の意思を示し、韓国に入国して現在国家情報院、国防省、統一省などの調査を受けていると韓国の各メディアは伝えている。

こうしたなか、北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、論評記事「対決に狂った者どもの虚しく馬鹿げた夢」を配信。名前は明かしていないものの、「南朝鮮の保守メディアが『脱北者』と呼んでいる将官は馬息嶺(マシンリョン)スキー場で建設事業を指揮している」とパク氏の亡命説に真っ向から反論した。

論評記事全文は以下の通り。

【対決に狂った者どもの虚しく馬鹿げた夢】

最近、南朝鮮の保守メディアが傀儡一味の反共和国謀略宣伝の突撃隊となり、さらに狂ったように吠えたてている。

我が軍隊の副総参謀長が「逃げてソウルに来た」とか、誰が「処刑された」などと荒唐無稽極まりない中傷を吹聴しつつ、「北の体制不安定」説を悪辣に流布させている。

結論から言えば、これは全く根拠がない真っ赤な嘘である。

南朝鮮の保守メディアが「脱北者」と呼んでいるその将官は今この時間にも馬息嶺スキー場を朝鮮人民の幸せの笑いの花があふれるところにするための建設事業を現場で指揮している。

「両江道情報筋」とやらが吹聴する「処刑」説も謀略的な詭弁である。

傀儡保守メディアの連中の極悪虚偽の謀略中傷は、あたかも我が国の内部には、不安と恐怖が造成されているかのように国際社会で世論化し、尊厳高き我が国の映像を霞ませて、我々の岩のように硬い一心団結にひびを入れようとすることは、愚かで卑劣な政治的謀略であり、反民族的な犯罪行為である。

南朝鮮の保守メディアは、ずいぶん前から謀略の狂信者、ナチスも色を失うほどの嘘の上手(うわて)となり、北南関係改善と民族の和解と団結を妨害して同族をけなし悪態ばかりついている天下逆賊集団である。

傀儡保守メディアの悪態は、正義と真実を生命とするメディア本来の使命を完全に捨て去り、ウソでこの世を乱す特等詐欺師、御用売文家の醜い姿を晒すばかりだ。

南朝鮮で保守メディアを反共和国謀略中傷に追い立てている黒幕は、他でもない傀儡情報院である。

彼らの醜い目的を実現するために売文機関を動員し、謀略を図ることは情報院をはじめとする傀儡当局の常套手法である。

既に死亡し愛国烈士陵に埋葬された道財政経済部部長の「米国亡命」説、自身の部門で通常通り働いている我が国の核科学者の「海外脱出」説など、超大型詐欺は傀儡情報院が書いた脚本で保守メディアが異口同音に騒ぎたてたことは、世界的に大恥をかいたその代表的実例である。

今回出回った「将官脱出」説、「処刑」説もその延長線上にある。

朴槿恵一味が極右保守売文家を突撃隊に起用し、虚偽の事実を捏造して反共和国謀略宣伝を悪辣に繰り広げているのは、国際社会に我が国の否定的な認識を広め、彼らの極悪な反共和国対決と人権謀略策動を合理化しようとする凶悪な下心をそのまま表わしたこと以外の何物でもない。

保守メディアは女どもを前に立てて、極悪な謀略、陰謀、あがきの詭弁で常勝疾走する我が共和国の尊厳と体制を毀損しようとすることは、対決に狂った者どもの虚しく馬鹿げた夢である。

傀儡情報院と極右保守メディアどもの醜い妄動は、必ずや百倍千倍の代償を払うはめになるだろう。(終)

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