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韓国大統領として、はじめて故金正日総書記と会談した故金大中氏の記念行事を行う「金大中平和センター(社団法人)」は6日、故金大中元大統領の夫人、李姫鎬氏(92)が8月に訪朝することを明らかにしたと複数の韓国メディアが明らかにした。

同センターは、北朝鮮当局者と2回にわたる実務協議を経て、8月5日から8日までの3泊4日で訪朝することで合意したという。

李夫人は、昨年10月に大統領府で朴槿恵大統領と会談し、「厳しい境遇にある北朝鮮の子供たちに帽子とマフラーをあたえたい。訪朝することを許可してほしい」と要請。朴大統領は「いずれ機会を見てみましょう」と答えていた。

北朝鮮側には、故金正日総書記と親交があった金大中氏の夫人を受け入れることによって、膠着した南北関係を少しでも打開しようとする思惑があると見られる。

金正恩氏は、昨年12月、李夫人に訪朝を招請する親書を送っており、今回の訪朝で二人の会談が実現する可能性もある。

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