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韓国軍の合同参謀本部は30日、北朝鮮の漁船取締船1隻が、黄海上の延坪島近辺の北方限界線(NLL)を越えて南側海域を侵犯したことを明らかにした。取締船は、韓国軍の警告射撃を受け、北朝鮮側に引き返したという。

茂島英雄防御隊を視察する金正恩氏(資料写真)
茂島英雄防御隊を視察する金正恩氏(資料写真)

北朝鮮の取締船は午前10時22分頃、NLLを越えて韓国側に入った。韓国軍は、通信による警告を実施後に、警告射撃を行ったところ北朝鮮側に引き返した。

韓国軍合同参謀本部は、今月16日までの間に北朝鮮の警備艇による黄海の北方限界線(NLL、海上の軍事境界線)の侵犯が4件あったと明らかにしながら、北朝鮮側の動向について監視を強めていた。

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