昨年のストックホルム合意から一年が経った。日本政府は3日、北朝鮮側が、日本人拉致被害者らの再調査期限(4日)を前にした2日、北京の大使館ルートを通じ、「もう少し時間がかかる」という連絡をしてきたと明らかにした。
北朝鮮側からの調査結果が延期されたことに対して横田めぐみさんの母親・早紀江さんは「家族も被害者も長い間帰国を待ってきました。政府はもっと強い姿勢で取り組まないと、また何年たっても同じことが繰り返されるのではないか」を懸念を示し、被害者家族からも「いつまで待てばいいのか」という怒りの声とともに日本政府の対北戦略への疑問の声もあがったという。