「2013年までは中国人民元で25元(約500円、33750北朝鮮ウォン)だったが、昨年からは1000北朝鮮ウォン(0.75元、約14円)と30分の1に下がった。この基本料金で、通話4時間とSMS(メール)20通が無料で使える」(RFAの内部情報筋)
北朝鮮では、スマートフォンも流通しつつあるが、機種代金は2500元(約5万円)と、一般庶民にはとても手が出ない。一方、ガラケーなら300元(約6000円)もあれば入手可能。それでも若者たち、とりわけ男子は「彼女にエエかっこしたいため、気合いを入れてスマホをゲットする」(内部情報筋)とのことだ。
今回、基本料金は安く設定されたが、通話料金に関しては少し不思議な料金体系であることが明らかになった。一定の無料使用分を超えると、なんと「100倍の追加料金」が発生する通常では、考えられないすさまじいシステムだ。