自民党の柴山昌彦衆議院議員がテレビの番組で、同性愛者に対する偏見丸出しの発言を行い世論の批判を浴びたが、兵庫県宝塚市議会の議員が性的少数者(LGBT)に対する差別発言を行っていたことが明らかになった。

兵庫県宝塚市の大河内茂太市議のホームページ
兵庫県宝塚市の大河内茂太市議のホームページ

発言をおこなったのは、自民党議員団の大河内茂太氏。東京都渋谷区は「 同姓パートナーショップ制度」を導入したが、宝塚市でも中川智子市長が性的少数者への支援を表明し、その基本方針策定を目指していた。

ところが、大河内市議は、市議会本会議の一般質問で、次のように発言。

「HIVは、特に男性間の性的な接触によって広がっている。条例ができた場合、話題性もあり、たくさんの人が集まり、HIV感染の中心になったらどうするのか、という議論が市民から出てくる」

「女子校や男子校などでは同性カップルが多い。環境によって後天的に同性愛者になる。学校での児童生徒への啓発活動が同性愛を誘発する可能性を否定できない」

この発言に対して、他の市議が「HIV感染者や同性愛者への差別的発言」だとして発言の取消を求めたが、大河内議員は、当初「差別の意図はなかった」として発言の取消を拒否していた。

しかし、中川市長が26日に発言の取り消しを求めて承認。議事録から一部が取り消されることが決定した。 

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