それにしても不思議なのは、冷戦が終わって「反共」を掲げる政治的な意味合いが薄れ、さらには文鮮明夫妻の北朝鮮訪問(1991年)を受けて統一教会が「親北朝鮮」に傾斜する中で、日本の保守政治家はどんな理由から勝共連合との関係を維持しているのか、ということだ。いずれ機会を改めて、この「謎」に迫ってみたい。
【連載ー日韓国交50年ー】
安倍首相一族の「在日人脈」と「金脈」
(上)地元・山口県と韓国にまたがる「王国」を築く
(中)派閥政治とパチンコマネー
(下)週刊誌が報じた「黒い交際」写真の真実
田中角栄と「ナッツ姫」
(上)日韓政治の闇…箱根での巨頭会談
(下)日韓政治の闇…観光開発で揃い踏み