パレードには、合法的な許可が下りているが、すぐ近くの徳寿宮前と清渓広場では、反同性愛団体による集会が許可されているそうだ。これにより沿道からの罵声や、シットインなどの妨害行為が予想される。
クィア・カルチャー・フェスティバルは今年で16回目を迎えるが、妨害が目につくようになったのは昨年あたりから。
ソウル市民の50代男性は信者のシュプレヒコールを横目にしながら、「盧武鉉政権の頃は、韓国でも多様化が進むのではないかという期待を自分も持っていた。しかし、朴槿恵政権の発足後は、どんどん時代が逆戻りしている気がする」と語った。