今月3日午後以降、アクセスできない状態が続いている北朝鮮のプロパガンダ用サイト。その原因を巡って様々な憶測が飛び交っている。
現在、アクセスができないのは中国にサーバーを置いている「わが民族同士」「わが民族講堂」「柳京」「黎明」「朝鮮の今日」など。北朝鮮本国や他国のサーバーを利用しているサイトは問題なくアクセスできる。
「わが民族同士」のサーバーを管理している中国の新網の関係者は韓国の聯合ニュースに対し、「サーバーは異常なく運用されている。アクセスできない理由はわからない」と語っている。
アクセス不可の原因はわかっていないが、サイバー攻撃によるアクセス障害、内部の技術的な問題など様々な可能性が提起されている。
米国政府は昨年のソニー・ピクチャーズ社に対するサイバー攻撃の犯人を北朝鮮と断定し、オバマ大統領は「対応に乗り出す」と語った。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面昨年12月の北朝鮮サイトに対するサイバー攻撃は、米国の報復攻撃ではないかという見方があったが、今回のアクセス不可がサイバー攻撃によるものなのか、真相究明が待たれる。
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