北朝鮮の金正恩氏が提唱する「体育強国」「体育の大衆化」。それに従い、北朝鮮では首都・平壌でも地方でもサッカーの試合が連日行われており、観客を集めるために商品抽選イベントが行われている。

ところが、このイベント自体が「イカサマ」そのものだという。

1989年「世界青年学生祝典」のために、北朝鮮が無理して作った綾羅島メーデー・スタジアム
1989年「世界青年学生祝典」のために、北朝鮮が無理しメーデー・スタジアム

平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、各スタジアムでは試合の数日前から様々な電化製品が当たる抽選イベントが行われている。

女性職員たちがスタジアムの周辺から外の通りに出て、抽選チケットの宣伝に当たっている。チケットは1枚3000ウォンから1万ウォン(約45~150円)。抽選に当たるとチケット価格の10倍の商品がもらえるとのふれこみだ。商品も実に多彩である。