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米国は、2006年の北朝鮮人権法成立に伴い脱北者を受け入れはじめた。米国務省の人口難民移住局が最近更新した難民入国報告書によると、先月2人の脱北者が難民資格で米国に入国。1月に脱北者1名が入国して以降4ヶ月ぶりになり、米国の脱北者数は181人となった。

これまでに受け入れた数を見ると、2007年度に22人、2008年度に37人、2009年度には25人。2010年度には8人に減少したが、2011年度には23人に増大。2014年度には8人に減少した。

減少の背景には、中朝国境の警備強化に伴う脱北費用の高騰、北朝鮮当局の脱北者厳罰化などがあると思われる。

それでも米国が毎年平均して約20人の脱北者を受け入れる一方で、カナダの脱北者受け入れ数は、急減している。