人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮では、公式の視聴率調査が存在しないため、実際の視聴率は不明だが、「朝鮮中央テレビ視聴率惨敗説」にはそれなりの根拠がある。

平壌市内のほとんどの家庭は、当局に登録されているテレビとは別に、4.7インチの小型テレビやタブレットPCを持っている。閉じられた狭い空間や布団に隠れての視聴も可能だ。当局が、検閲に来ても簡単に隠すことができる。

さらに、北朝鮮の慢性的な電力難も、韓国放送の視聴率を押し上げる要因だ。平壌市内では頻繁に停電が生じるため、備え付けのテレビ機器は不便だ。しかし、タブレットPCなら視聴可能だ。小型テレビもソーラーパネルなどで充電しておけば問題なく使える。

平壌の闇夜のお供に韓流とKBS。そんな時代が来ている。

【関連記事】北朝鮮の取締官が韓流ドラマにハマる