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韓国客の減少について、英国「ルーピントラベル」の関係者は「エボラ対策で観光客の入国を禁止した上に、マスゲーム「アリラン」を開催しなかったことが主な原因だ」と米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に語っている。

また、英国「キングス・カレッジ」のらモン・パチェコ・パルド教授は「北朝鮮当局が米国人観光客を抑留したため、訪朝しようとする観光客に不安感を与えてしまった」とRFAに語った。

停滞気味の「北朝鮮観光業」だが、今後の見通しについて、旅行会社の関係者の間では「西洋人の北朝鮮旅行ブームは過ぎた」という見方がある一方、「見通しは明るい」と語る旅行関係者もいる。

各旅行会社は2015年に北朝鮮を訪れる外国人の数は2014年と較べて23%増えるだろうと予想している。それを裏付けるかのように北朝鮮ツアーの問い合わせは大幅に増えているという。