北朝鮮を支持する在日本朝鮮人聡連合会(総連)は、5月25日に結成60周年をむかえたが、この日、北朝鮮の労働新聞は1面で在日本朝鮮人総連合会(総連)を称賛する社説を掲載した。

同紙は、社説「主体の旗のもとに前進する総連愛国事業は必勝不敗だ」を通じて「民族の栄誉である在日本朝鮮人総連合会(総連)結成六十周年を意義深く迎えている」と朝鮮総連を紹介。故金日成氏、正日氏と総連の関わりを次のように振り返った。

主席(金日成)の指導の下にチュチェ44(1955)年5月25日に総聯が結成されたことによって在日同胞は自分の権利と利益を代表する真の組織を持って共和国の海外公民としての栄誉と尊厳を抱いて愛国・愛族の道で誇らしい生を輝かしてくることができた。

非凡な英知と先見の明で早くも1960年代に主席に衷情を尽くすことを総聯の基本活動の方向と闡(せん)明した総書記(金正日氏)は、総聯が領袖の思想と指導に限りなく忠実な海外同胞組織に強化、発展するように温かく導いた

続けて、金正恩第一書記が、今後も総連を指導していくことを強調した。

金正恩元帥はチュチェの革命偉業継承の歴史的転換期に在日朝鮮人運動を新たな高い段階に強化発展させることのできる綱領的指針を与え、総聯の活動家と在日同胞に対する金日成主席と金正日総書記の愛の歴史をいっそう輝かしている。

三代にわたって北朝鮮の最高指導者が、朝鮮総連を導いてきたことを強調する裏には、求心力を失っている朝鮮総連に対して、改めて金正恩体制に忠誠心を持つことを促す意図が見られる。

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