「高級食堂」では、オムライス、カレーライス、日本風の焼きそばなどを販売している。ファストフード店に比べると価格は5倍ほど高いが、思い切って月に1?2回通う客も増えつつある。また、出張で地方に来た中央幹部のちょっとした接待などでも活用されている。
こうした動きに富裕層や大学生たちは「食文化を通じて外の世界がわかる」と言って歓迎しているが、一般住民たちは違う反応を見せた。
「口にも合わないのに、なんであんなに高いんだ」
ファーストフード店の本来の特徴は「早かろう」「安い」だが、そうした店舗が、北朝鮮で展開されるには、まだ時間がかかるようだ。
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