一連の銅像建設は、金正恩氏が自らの指導力と正当性をより強固なものにすることが目的と思われる。しかし、銅像建設をはじめとした労働党創立70周年記念事業で経済にも弊害が出ており、膨大な資金と労働力を投入することへの不満がさらに高まりそうだ。
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