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友人同士で待ち合わせをしているときに、片方が遅刻したとする。その時に言われるのが次の言葉。

「4丁高射機関銃で撃たれたいんか?」

「4丁高射機関銃」とは玄永哲氏の公開処刑で使われた銃火器だ。かつて韓国で映画「猟奇的な彼女」が大ヒットした時、ヒロインの決めぜりふ「死にたいの(殺すぞ!死ぬか?みたいなニュアンス)」が流行ったが、似たようなものかもしれない。

ひそかに韓流映画が拡散している北朝鮮国内で「猟奇的な彼女」を見たという脱北者の証言もあり、同映画の影響も充分に考えられる。

北朝鮮住民、特に平壌市民たちは、外部情報に接していることから、自分たちの状況についてはある程度理解している。若者たちが言う「4丁高射機関銃で撃たれたいんか?」という自虐ネタは、金正恩氏の恐怖政治対する彼らなりの拒否感なのかもしれない。

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