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1990年代半ばの「苦難の行軍」の後、北朝鮮は主催していた国際競技をほとんど中止したが、金正日の誕生日を祝う大会である「白頭山賞国際フィギュア祝典」だけは1度も中止されることなく行われてきた。今年で18回目を迎える。

「白頭山賞国際フィギュア祝典」では国際スケート連盟(ISU)の規定を守り、男子シングル、女子シングル, 男女ペア、アイスダンシングなど4種目が行われる。主催国である北朝鮮を含めて、ロシアやハンガリー、ベラルーシ、ウクライナなど旧東欧諸国や一部のヨーロッパの国の選手が参加する。

祝典は平壌の「平壌氷上館」で開かれる。ここは1982年4月に開場した、北朝鮮でも最大規模のアイスリンクで、6000人の観客を収容することができ、祝日には平壌市民にも開放する。