韓国には、世界中に「大韓民国」を輝かせている運動選手が非常に多い。オリンピックやアジア大会だけではなく、様々な国際競技が毎日のように開かれている。国を代表する世界水準の選手がいるというのは幸せなことだ。最近はフィギュアの妖精キム・ヨナ選手がそうだ。
キム。ヨナ選手の話をした後、みんながいつも筆者に「北朝鮮にもフィギュアスケートはあるの」と聞いてくる。もちろんある。柔道選手のケ・スニや陸上選手のチョン・ソンオクほど人気がある選手はいないが、北朝鮮にもフィギュアスケートの選手がいて、専門の選手団もある。
北朝鮮では「民族最大の節日」である金正日の誕生日(2・16)を記念して、1992年2月から「白頭山賞国際フィギュア祝典」を開催している。北朝鮮では「フィガー」というが、フィギュアスケートのロシア語の発音からきている。