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北朝鮮が潜水艦からの弾道ミサイル水中発射実験を行ったことに対して、アメリカの国務省は9日(現地時間)、「国連安全保障理事会の決議に、明らかに違反している」と非難した。

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潜水艦発射型弾頭ミサイルの試射の様子/2015年5月9日付労働新聞より

国務省スポークスマンは、「北朝鮮は、海域内での緊張を高める行動を自制すべきであり、国際的義務と約束を忠実に履行することを促す」と述べながら「北朝鮮の軍事行動と朝鮮半島の状況を注視する」と明らかにした。

国連安全保障理事会は、2006年に採択された「安保理決議1695号」をはじめ、2013年の「2094号」を通じて、北朝鮮が弾道ミサイル技術を利用した発射体を使用することを固く禁じてきた。

一方、北朝鮮は潜水艦ミサイルの試射に「完全成功」したと主張しているが、疑問視する声もある。

潜水艦から発射される弾道ミサイルを実戦配備するには、3千トン級以上の潜水艦が必要だが、北朝鮮の潜水艦の最大規模は2千5百トン級だ。潜水艦ミサイルの発射に成功するには力不足であるという主張だ。

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仮に、北朝鮮が主張するとおり「完全成功」だとすると、日米韓にとっては大きな脅威になる。

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