韓国の聯合ニュースが28日、北朝鮮が核融合を利用した原子力発電所を建設中であるとの情報について報じている。

聯合によれば、米国で親北朝鮮系のウェブサイト「民族通信」を運営しているノ・ギルナム氏が中国の瀋陽で会った北朝鮮の科学者からそう伝え聞いたという。

北朝鮮寧辺原子炉の衛星写真 @Wikimapia
北朝鮮寧辺原子炉の衛星写真 @Wikimapia

水爆製造も可能

「民族通信」は昨年5月に取材団が訪朝した際にも、北朝鮮の経済貿易関連の幹部から核融合技術の試験成功を暗示する発言を聞いたと報じているという。

聯合はノ氏のこの主張について、「どこまで信憑性のあるものは確認できないが、無視できるレベルのものではない」として、抑制的ながら重視する姿勢を示している。

その理由については「北朝鮮は過去にも核問題などの敏感な事案の場合、公式発表前に親北関係者に語らせて国際社会の反応を見極める手法を使っているため」としている。

核融合は1億度以上の高温で、軽い原子核が融合し重い原子核となる過程でエネルギーを作り出す技術。理論的には水爆の製造も可能になる。

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