ボイス・オブ・アメリカ(VOA)韓国語版が28日に報じたところによると、グーグルのエリック・シュミット会長が北朝鮮のインターネット環境について「世界最悪だ」とこき下ろした。
シュミット氏は2013年1月、ビル・リチャードソン元米ニューメキシコ州知事とともに私人として訪朝し、北朝鮮のインターネット環境を視察している。
シュミット氏は22日、サンフランシスコで開催された開発者向けカンファレンスで、北朝鮮政府は国民のインターネットアクセスを徹底的に遮断しており、利用が許されているイントラネットについても検閲を受けていると説明。「北朝鮮では大学生であっても1人でインターネットを利用することができず、2人1組で相互に監視する場合において初めて使うことが許可される」と話した。
同時にシュミット氏は、「北朝鮮政府は国民を外部世界と遮断された暗黒の中に閉じ込めている」と指摘し、深い憂慮を示した。
さらに、カンファレンスの主催企業であるBox社のレビー会長が「わが社のクラウドストレージサービスを北朝鮮で販売できるか」と尋ねたところ、シュミット氏は「北朝鮮でそんなものを売ったら、刑務所行きになる」と答えた。
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