北朝鮮で6人の若者が、韓流映画を見た罪で「人民裁判」にかけられたことがわかった。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

事件が起きたのは両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)市。ペク某という青年が、中学時代の同級生だった友人たち5人と、USBメモリに保存していた韓流映画「約束(1998年公開)」をこっそりと見たという。

しかし、このことが4月7日に行われた「住民暴露会」で発覚。「人民裁判」にかけられペク某は懲役2年の刑。社会人の4人が6ヶ月、無職の女性が1年間の強制労働の刑に課せられた。

映画「約束」は、韓国では忘れ去られた過去の映画の一つに過ぎない。しかし、韓国の若者たちの自由奔放な生活を描いたことから、北朝鮮でひそかに人気を呼び見られていたという。

「約束」だけでなく、韓流映画「花嫁はギャングスター」「トゥ・カップス」や中国延辺映画「愛の品」などは長期にわたって見られており、求める住民が多いという。

表向きは、違法な裏コンテンツ「韓流」だが、実は取り締まる側の当局幹部たちもハマっている。それにもかかわらず、視聴した住民を罰するという理不尽極まりない話しだ。