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そもそも、国家や地方機関が運営する病院に「クスリ」がない。クスリもないのに単なる紙くずにすぎない処方箋を出すだけだ。医師も医大や専門学校を出たての新人が多く、診断も治療も杜撰というのが現状だ。

さらに、国家が運営する病院では、「思想教育関連の行事」が多く治療する時間を大幅に削られ、診療時間は午前の僅かな時間だけだ。あとは看護師任せだという。

医師たちはも懸命に患者の治療にあたるが、薄給で労働環境は悪いことから、国営病院の課長クラスや専門病棟の担当医でさえも、病院を辞めて、自宅で診療所を開く。

高かろう悪かろうの国営病院、親切丁寧な民間診療所

こうした民間診療所の医師たちは、一般の患者も診察するが、幹部やトンジュ(金主)の家に往診もする。経験豊富で腕もあり、各種医薬品も取り揃えている。入手困難な薬は、医師自らが作ることもある。人気が高いのは当然だ。

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