最近、比較的安定していた北朝鮮の食糧価格が急激に上昇していると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。端境期の春を迎えて食糧備蓄がなくなったところに中国の米価が上昇したことが原因と見られる。一方で、一部地域では米価がむしろ下がっているという相反する情報もある。
安定していた食糧価格が急騰しだしたのは4月15日の太陽節(金日成氏の誕生日)以降のことだ。咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、太陽節前はコメ1キロが4800ウォンだったが、それ以降は5500ウォンに上がった。