どこかの国や民族にアンチを唱えることは、なかなかどうして簡単なことではない。その国の人々や文化と幅広く触れ合い、敬意や愛着を感じていればなおさらだ。そんなことに気付かせてくれたという意味でも、やはり朝鮮学校の民族教育は、「反日」ではないのだ。
以上は、2006年6月発行の別冊宝島『嫌韓流の真実! ザ・在日特権』(宝島社文庫『ザ・在日特権』に改訂)に収められた、ジャーナリスト・李策氏の論考「民族学校に反日教育はあるか?」の全文。野間易通・高英起・李策3氏の鼎談の参考として、期間限定で掲載する。なお、ここに記述されている内容は、執筆当時における事実関係、および筆者の認識に基づいている。
【関連記事】
朝鮮学校 韓流に押され「存亡の危機」
【鼎談-上-】ヘイト本はいかに蔓延したのか…社会の雰囲気を歪める出版の「広告主義」
【鼎談-下-】ネットの匿名言論は理想なんかじゃなかった。このディストピアを変えるには…
[amazonjs asin=”B00M1OOHUC” locale=”JP” title=”在日コリアン白書2014″]