北朝鮮が中朝国境を流れる鴨緑江沿いに外国人観光客を誘致するために観光特区を設置する方針だとロシアの「ラシースカヤ・ガゼータ」紙が報道した。
同紙は最近北朝鮮を訪問した外国の研究者の証言を引用して、北朝鮮が中国と合弁で丹東と新義州を結ぶ鴨緑江大橋の周辺に観光特区の建設を始めたと伝えた。
この研究者は北朝鮮の当局者から聞いた話として、特区の建設費は中国企業が支払い、利益はこの企業と北朝鮮当局が分割する方式で運営されるとのことだ。
先月末から堤防強化と船着場の建設が始まっており、完成は4~6ヶ月後だ。この証言に基づいて同紙が現地を取材したところ、工事が始まっていることを確認できたと伝えている。