人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

「どうやら、罰金制度を煽っているのは当局らしい。労働者の状況を把握、統制するのにもってこいだから」

こうした動きに対して中国の対北朝鮮情報筋は「北朝鮮でもゆるやかに資本主義のやり方が浸透しつつある現象といえる。罰金という名の賄賂と思えばいい。この制度は定着するかもしれない」と語った。

商売が忙しくて会社に行けない北朝鮮の庶民たち

新手の「罰金制度」が導入されるかなり前から、勤務先に一定のお金を払って出勤を事実上免除してもらう「8.3ジル」という習慣がある。これは中国や国内各地で「走る商人」つまり担ぎ屋をしている人々がよく使う手段だが、この習慣も並行して行われている。