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北朝鮮政府が自国の労働者を海外に派遣し賃金を搾取している件について、国連の国際労働機関(ILO)が検討を行っていると米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報道した。

ILO、国連人権理事会も把握

VOAによると、ジュネーブ駐在韓国代表部のチェ・ソギョン大使は3月31日、記者との懇談で、海外に派遣された北朝鮮労働者の賃金が北朝鮮政府により搾取されている実態は国連の人権理事会や北朝鮮人権特別報道官も把握しており、ILOもこの問題を取り上げることを検討中だと語った。

北朝鮮の海外派遣労働者の人権問題が取り上げられたのは、3月16日の国連の人権理事会でのことだ。