●このままいけば、いつの間にか本当に「日本版アパルトヘイト」が現実化しかねない危険性を感じます。
安田:その可能性がないとは言い切れません。そして、海外から「日本の外国人労働者政策には問題がある」と指摘されない限り、政府もメディアも日本社会も、「他人事」のように、見て見ぬふりをするかもしれません。
●実際、曽野さんの発言が問題視されるのも海外発でしたよね?
安田:日本にいる外国人記者がツイートして、外国の新聞が取り上げて、やっと日本国内でも問題化されましたが、各メディアは、恥ずかしいと思った方がいい。