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インドネシアの「ジャカルトポスト」は、北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員会委員長が、同国で4月下旬に開催される「アジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議」に参加する予定だと報道した。

同紙によると、インドネシア外務省ベンヤミン・チャルナディアジア太平洋アフリカ協力局長が、金永南氏が会議に参加するとの通告を受け取ったという。「バンドン会議」は、4月18日からインドネシアのジャカルタとバンドンで開かれる。

インドネシア政府は、バンドン会議にアジア・アフリカ諸国の109の指導者を招待し、うち20カ国が参加を表明したと伝えられており、8カ国は大臣クラス、7カ国は首脳が参加する。

参加が確認されているのは、日本、ベトナム、バングラデシュ、インド、スリランカ、中国、スワジランド、エチオピア、パキスタンだ。

1965年には、金日成氏と金正日氏が親子揃ってインドネシアを訪問していたことから、金正恩氏が初の外交デビューの場に「バンドン会議」を選ぶかもしれないという見方もあった。

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一方、最近の北朝鮮は、ロシアとの関係を強めており、金正恩氏が5月に開催される「戦勝70周年記念式典」で外交デビューする可能性も囁かれているが、誰が出席するかについては、北朝鮮側からは明らかにされていない。