過去の朝鮮中央通信によると、この工場は金日成氏によって建設され、正日氏が、何度も訪問していることから工場の歴史が長く、軍用飛行機を製造していることから「軍需関連工場」と見られる。
正恩氏の現地指導したチョ・チュンリョン氏やホン・ヨンチル氏は軍需経済を担当している。機密性の高い軍需関連工場ということで「チョン・ドンリョル氏が働く工場」と名前をカムフラージュしていることも考えられる。
(注釈)朝鮮語の原文では「チョン・ドンリョル・トンムが務める機械工場」となっている。トンムとは「同志」を若干柔らかくし、同等以下の人に話しかける時に「君」「氏」のようなニュアンスで使われる。